北出食堂(Kitade shokudo)
– NY経由のこだわりタコスレストラン –
レポート:Y.K
マンハッタンで暮らしていた頃の友人に紹介され行ってきた、本格的なタコス店「北出食堂」の紹介です。
ここはニューヨークのブルックリンにあるレストラングループが経営していると言うだけあり、本格的なだけでなくニューヨークの洗練さも見られる、ユニークなメキシコ料理店です。北出食堂はレストラン形態なのでタコス以外の料理も食べられますが、「KITADE TACOS」という別店舗はもっとカジュアルなタコス専門で、今後次々に出店していく予定だそうです。
神田金物通りにあった実際の工場をリノベーションして作ったこの店舗は、ブルックリンをイメージして作ったというだけあり、コンクリート打ちっぱなしの壁に、釘が打ち込まれた木のテーブルと、シンプルながらもとってもおしゃれ。オリジナルTシャツを売っていているところなんかもブルックリン(いやアメリカ!?)っぽく、思わず笑みがこぼれました。
REPORT
店内は、1階の入り口をはいるとすぐにテーブル席があり、奥にはバーカウンターとキッチンが、それにロフト式の2階にもテーブル席があります。2階はアートが飾ってあり、貸し切り利用に良さそうです。適度にガヤガヤがしているので、子連れでも安心して利用できるのが良かったです。
まずは、自家製ハイビスカス入りシロップのサイダーをオーダー。アルコール類もパンチが効いたものが色々とあるようです。
この日オーダーした料理は、トルティーヤチップスとワカモレのセットとタコスプレート。
揚げたてアツアツのトルティーヤチップスには、ワカモレの他、サルサが3種類ついてきます。ハラペーニョ入りの緑のソースは辛いと言われていましたが、辛いものが苦手な私でも美味しく食べられるマイルドさ。ワカモレもさっぱり目で、もりもり食べられます。ワカモレに対してチップスが少なめだったのと、息子がたくさん食べたのとで、チップスを追加オーダーしました。
タコスプレートは、好きな具材2種を選べて、タコスが5枚ついてきます。こちらにもパクチー、サルサ、紫玉ねぎのトッピングがついてくるので、味に変化を付けて楽しめます。この日はカルニータス(豚肉の塊を柔らかくなるまで煮込んで、細かく裂いたもの)と牛肉のステーキ(フラットアイロンステーキだったと思います)を選びました。
ここのタコスはかなりこだわりがあり、日本産トウモロコシ100%のトルティーヤ使っています。これは日本橋にある工場で、乾燥トウモロコシから生地にするまでのすべての工程を行なって作ったもので、なかなか日本で味わえるものではありません。実際、タコスそのものがとても味わい深かったです。
ちなみにこのタコス、通信販売も行なっているので、興味のある方、詳しくはこちらをご覧ください。
と言うわけで今日のランチ、具材もちょうどよい塩加減で肉汁がしたたり、無限に食べられる美味しさでした。もちろんタコスも追加オーダーしました。
「今日のメニュー」では、セビーチェやおつまみになりそうなメニューも5、6種類あったので、カクテルを飲みながらゆっくりするのも良さそうです。
本場のメキシカンにニューヨークと東京らしさが加えられたここのタコス、本格的だけど少しライトで洗練されており、日本人の舌にはベストマッチ!なはずです。東京でニューヨークとメキシコを感じられ北出食堂、機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
お店の情報
北出食堂|タコス・メキシコ料理
東京都千代田区岩本町1-13-5 8ビル1F
Tel:03-6240-9920
[土・日・祝日]
ブランチ
11:30 – 15:30 (15:00 L.O.)
ディナー
17:30 – 21:00(20:00 L.O.)
(アルコールの提供は20:00まで 1組4名様まで)
[火 – 金]
ランチ
11:30 – 14:30 (14:00 L.O.)
ディナー
17:30 – 21:00(20:00 L.O.)
(アルコールの提供は20:00まで 1組4名様まで)
定休日 毎週月曜日
(月曜祭日営業の場合、火曜日定休)
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