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パタゴニアによるサステイナブルビール

April 22, 2022 by Global Gastronomy Lab

アウトドア用品を扱うと共に、環境保護活動へも積極的なパタゴニアが、環境に優しい新しい穀物「カーンザ」を使用したクラフトビールの販売を始めて今年で6年目。

初の商品化は2016年、オレゴン州で製造したロング・ルート・ペールエールで、続いて2019年にロング・ルート・ウィット、2021年にロング・ルートIPAを発売しました。そして今年2022年、東海岸のクラフトビール会社、ドッグフィッシュ・ヘッド(Dogfish Head)と共に、ロング・ルート・ピルスを製造し、やっとボストン近郊でも手に入るようになりました。

Photo: patagoniaprovisions.jp/pages/why-beer

カーンザは「ホールフーズ2022年食のトレンド10」でも紹介しましたが、カンザス州の非営利団体ランド・インスティチュート(The Land Institute​​)によって開発されたサステナブルな多年生穀物です。

多年草なので毎年土を耕す必要がなく、また長い根を持つため水の量が少なく成長できる等、土地を豊かにする力を持った穀物として注目されています。

このビールに使用されているカーンザの量は15パーセント前後ですが、できることから始めるというこうしたパタゴニア・プロビジョンズの姿勢、大切なことだと思います。

というわけで、先日早速購入して試飲してみました。待ちに待ったビールだったので少しドキドキしましたが、想像以上に美味しく、なぜだかその美味しさに少し驚きました。

後味はスッキリさっぱりですが、さすがドッグフィッシュ、しっかり飲み応えもあり、じっくりと味わうことのできるビールです。もちろん和食を含め、料理にも合います。

日本ではペールエール、IPA、ウィットの3種類がパタゴニアのホームページからオーダーできますが、アメリカでは現在、このピルスナーの一種類だけしか出回っていないようです。残念ながらまだ西海岸と東海岸の一部でしか手に入りませんが、製造量が少しずつ増えていくと良いですね。IPAもいつか飲んでみたいです。

興味のある方、購入可能なショップのリストは、パタゴニアのサイトよりもドッグフィッシュのサイトからの方が正しい情報が得ることができるので、リンクから探してみてください。

カーンザを使った商品はまだ少ないですが、パンやシリアル、ビールの原料にと、これから少しずつ使用されていくのではと思います。今後目にする機会が増えていくと思うので、見かけることがあれば是非一度試してみてください。ビール好きの方は、まずこのパタゴニアのビールからですね!

Category: ガストロニュース, ガストロニュース(全記事リスト), 気になる食品Tag: ガストロラボ, サステナブル, パタゴニア, 環境問題
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