ロンドンやパリ、ニューヨークなどの都会で広まりつつあるルーフガーデン(屋上菜園)。地球の温暖化など様々な環境問題が高まる中、ほんの少しでも限られた資源をうまく活用できればと人気が高まっています。ルーフガーデンは従来の農業ほど農薬と除草剤を使う必要が無いという利点や、ホールフーズなど大手スーパーマーケットでは屋上で栽培した生産物を販売し、農産物を輸送する際の二酸化炭素排出量を排除に貢献しています。
ハーバード大学ビジネススクールもルーフガーデン作りに積極的に取り組んでおり、現在キャンパス内に7つ、建設中のものもいくつかあります。農作物は野菜から養蜂、ハーブなどガーデンにより様々で、ここで育った農作物はキャンパス内のカフェテリアで使われています。先日ハーブガーデンを見学する機会があり、見学後はタイム入りのレモネード、ハーブたっぷりのトマトとメロンのブルスケッタ2種類を頂きました。
大学側は、近い将来こうして栽培されたたくさんの農産物を大学内のコミュニティで食べれるようにしたいと、とても前向きな姿勢です。まだまだ問題やコストも多く、誰にでも簡単にできることでは無いですが、ハーバード大学のような熱心なコミュニティを持つ学校や企業が率先して行うことで、可能性の限界を少しずつ押し広げていってくれることを期待しています。
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